こんにちは、看護師の尾です。
2月の半ばになり、1日を通して冷え込みがありますね。風邪、インフルエンザなど体調に気をつけてお過ごしくださいね。
今回は、アレルギー性結膜炎についてお話ししたいと思います。
2月はあまり花粉が飛んでいないイメージがあると思いますが、実は花粉が飛んでいて目にも症状が出てきてしまいます。
原因として①季節性の花粉 ②通年性のハウスダスト、ペットの毛 など、自分の体質に合わないものが反応してなるの2種類が主にあります。症状があるままコンタクトレンズを使用していると悪化することが多いです。
主な目の症状として、
①かゆみ→一番初めに出ます。目のそのものがかゆく感じたり、まぶたやまぶたのふちなどの部分もかゆくなります。こすったり触ると、目の表面(角膜)を傷つけてしまう恐れがあるため要注意です。
②めやに→特に起床時に多く出ます。
③充血
④目がゴロゴロした感じ(異物感)
少しでも気になる症状がありましたら、当院に来院してくださいね。毎年同じ時期に目がかゆくなったり、
アレルギー性鼻炎などアレルギー疾患をお持ちの方は、症状が出る前に予防・緩和することもできます。
対策として、目薬(抗アレルギー薬)を決められた回数点眼することです。時に症状が強い時は副腎皮質ステロイド薬も使用します。その他に予防として、ゴーグル型の眼鏡(前のコラムにある当院の保護メガネも花粉対策できます)やマスクする、などがあります。
わからない事がありましたら、スタッフに聞いて下さいね。
→(写真)抗アレルギー薬の目薬の一部です。