こんにちは。視能訓練士の中島です。五月も下旬になり、日中は汗ばむ日も増えてきましたね。気温や湿度の変化が大きい時期ですので、皆さん体調には十分お気をつけください。
さて、今回は「加齢黄斑変性症」についてお話しします。初めて耳にする方も多いのではないでしょうか?
加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう)は、主に50歳以上の方に多く見られる目の病気で、視力の中心部分が見えにくくなるのが特徴です。
目の中には「黄斑(おうはん)」という、物を見るときに重要な部分があります。この黄斑が、加齢によって目の中の血液や水分が漏れ出すことでダメージを受けます。その結果、物が歪んで見えたり、視界の中心が暗くなったりすることがあります。
主な自覚症状として、
・物が歪んで見える(直線が波打つ)
・文字が読みにくい
・視界の中央が暗い、または欠ける
….などがなどがあります
多くは片眼に起こりやすいため、片眼ずつみてチェックすることをおすすめします。
当院では、視力検査、眼底検査、光干渉断層計(OCT)という機械を使って詳しく検査を行っていきます。
治療法としては、抗VEGF薬を硝子体(しょうしたい)内に注射して進行を抑える方法があります。
少しでも「見え方に違和感がある」と感じたら、お気軽に当院へご相談ください!
話は変わりますが、GW中に金沢へ旅行に行き、お寿司を食べました。どのネタも新鮮で、厚みがあって美味しかったです!