こんにちは院長の岩本です。
今回は「せんきあんてん」についてお話ししたいと思います。漢字で書くと「閃輝暗点」ですが、意味は「光り輝くところが見えなくなる症状」です。
人によって症状の詳細は異なりますが、視野の端の方でキラキラと万華鏡のように光るものが見え始め、それが徐々に大きくなり、その光っている部分が見えなくなる症状です。
たいていの場合は10分前後で症状は自然と無くなりますが、あまりにもショッキングな症状なので症状が治まった後に皆さん飛んで来院されることが多いです。
この奇妙な症状の原因は?というと、脳の血流が一時的に悪くなったためです。ありきたりな言い方になってしまいますが、疲れている時など(身体的にもメンタル的にも)に生じることが多く、繰り返す事が少ないためそのまま様子を見て心配のない事がほとんどです。
もし繰り返し生じるなど心配な場合は総合病院でCTなどの頭の中の精密検査を受けましょう。自分のケアも忘れずに。
少しずつジメジメとした季節となりましたが庭の梅の実が大きく育っています。昨年は減塩梅干しに挑戦してカビが生えてしまったので、今年は再挑戦するか例年通りの塩分で作成するか考え中‥‥です。が、大きく育った梅に感謝です。