コラム

2022.02.12

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飛蚊症について

こんにちは。視能訓練士の下村です。

寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。暖かくして、免疫をあげて感染予防していきましょう!

 

今回は、「飛蚊症」についてお話したいと思います。

眼科に来院される患者様の中でも、この飛蚊症を訴えられる方は多いです。

 

飛蚊症、という字のように、蚊のような小さい虫が飛んでいるように見えることが多いのですが、人によって症状に差があり、紐のようなものが浮いて見える、という方から、雲のような大きな影が見える、という方もいらっしゃいます。

特に、よく晴れた日に空を見たり、白い壁を見た時に症状を強く感じます。

 

そんな飛蚊症ですが、特に問題がない”生理的な飛蚊症”と、原因となる疾患があり、そこから生じる”病的な飛蚊症”があります。

 

飛蚊症で見える虫のようなものは、目の中の浮遊物が視界に映り込むことによって見えています。

眼球の中には、硝子体といわれるゼリー状の物体が詰まっており、それが加齢とともに減少していくのですが、その際に濁りが生じることがあります。

その濁りが視界に映る、というのが生理的な飛蚊症です。

 

しかし、それ以外の原因で濁りが生じることがあります。糖尿病網膜症や、網膜血管の循環障害から網膜の血管が出血し、その出血が硝子体へと漏れ出て硝子体出血を起こします。そうして目の中に広がった出血が、飛蚊症や見えにくさとして感じられます。こういったものが病的な飛蚊症です。

また、網膜剥離の際にも網膜が引っ張られ、その力で出血し飛蚊症を感じる、というサインがあります。

 

ゆっくりと経年変化で増えていく飛蚊症は生理的なものであることが多いですが、数日の内に急に感じられるようになった飛蚊症は、病的な可能性もあります。

 

早めに受診されることで、網膜剥離などの病気を早期発見できることもあります。

違和感があったら、「こんなことで……」と思わずに、お気軽に受診してくださいね。

 

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今日は自宅のお気に入りのコーナーを紹介させていただきます。

キッチンのカウンターなのですが、プレゼントでいただいたお花を、ドライフラワーにして飾っています^^

家事をしたり、くつろいでいる時でもふと、お花をみて癒されることができて、一番お気に入りのスポットです🌼

 

 

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